歯ぎしり・食いしばり・噛みしめの悪影響

歯ぎしり・食いしばり・噛みしめをやめれば不調が治る !?

整形外科、脳神経外科、内科、心療内科、歯科、整体、マッサージなどに訪れても治らない、顎関節症や頭痛、めまい、耳鳴り、首の痛み、肩こり、自律神経失調症など、投薬などの対症療法のみに終始して改善しないことにお悩みではありませんか?

 

そのようなお悩みの症状が睡眠中の歯ぎしりや食いしばり、パソコンや家事などの集中している時の噛みしめを防止するだけでも改善することがあります。

 

頭蓋骨と顎は顎関節でつながり、噛む(咀嚼)ときは、主に咀嚼筋(一般に、咬筋、側頭筋、外側翼突筋、内側翼突筋の4種類)が働いています。

咀嚼筋
咀嚼筋

また、舌の骨についている筋肉は、上方についている舌骨上筋群(顎二腹筋、茎突舌骨筋、顎舌骨筋、オトガイ舌骨筋)と、下方についている舌骨下筋群(胸骨甲状筋、甲状舌骨筋、肩甲舌骨筋、胸骨舌骨筋)に分かれ、舌骨上筋群は主に頭や顎に、舌骨下筋群は体幹に付着しています。

舌骨上筋群
舌骨上筋群
舌骨下筋群
舌骨下筋群

歯ぎしり・食いしばり・噛みしめによって歯にかかる力は最大で150㎏、通常の食事(咀嚼)時の何倍もの力が、顎や頭や顔、首の筋肉など、咀嚼筋以外にもさまざまな筋肉に影響がおよび、コリやゆがみを発生させ、顎のずれ、顎関節症、頭痛、首の痛み、肩こり、背中の痛みなど、さまざまな不調の原因になります。 

 

顎関節症、首の痛み、肩こり、背中の痛みがある場合は、主に胸鎖乳突筋と斜角筋にコリがあります。

この二つの筋肉は側頭骨から出ていて、咀嚼筋と連動しているため、耳の下から顎にかけて(顎関節周辺)の筋肉が硬くなります。

 

 咀嚼筋 : 一般に、咬筋、側頭筋、外側翼突筋、内側翼突筋の4種類(下図参照)

咬筋
咬筋
側頭筋
側頭筋
外側翼突筋
外側翼突筋
内側翼突筋
内側翼突筋

また、咀嚼筋は三叉神経という脳神経が司っているので、咀嚼筋のコリが強くなると、頭痛や目の奥の痛みに悩まされることが多くなります。

歯列接触癖(TCH)

上下の歯は普段は接触していないのが普通で、接触しているのは会話や食事をする時に1日15~20分程度と言われています。

 

口を閉じているときは、本来、上の歯と下の歯の間には安静空隙(あんせいくうげき)と呼ばれる数mmのすき間があります。

 

いま、上下の歯を接触させていませんか?

 

集中している時や緊張している時に上下の歯を接触させてしまう人は少なくありません。

 

自分では意識せずに上下の歯を持続的に接触させてしまう癖を『歯列接触癖(TCH)』と言います。


TCHは、パソコン作業や家事など、何かに集中しているときや、ストレスを感じているときなどに起こりやすいとされていますが、ストレスに関係なく、リラックスしているつもりの時でも、無意識下で歯列接触が持続していることもあります。

 

歯ぎしりや食いしばり、噛みしめのような強い力ではなく、軽く上下の歯が接触する程度であっても、筋肉には緊張・疲労が生じます。

 

口を閉じる筋肉が働くと、顎関節は押えつけられるため、長時間になると関節への血の巡りが悪くなります。

 

それが1日何時間にも及ぶことで、顎関節や咀嚼筋、側頭筋などに大きな負担がかかり、顎関節症、顎の疲労感、歯の痛みや歯周病、首こりや肩こり、頭痛、耳鳴り、めまいなど、さまざまな不定愁訴の原因になるのです。 

舌の縁がデコボコしていたり、頬の内側に盛り上がった白い線のようなものができていませんか?

できている場合、TCHによって舌や頬に歯が押しつけられ、歯の跡がついている証拠です。

テレビを見ている時やスマホやパソコンをしている時などに起こりやすいので、気が付いたら上下の歯と歯を離すということを繰り返しましょう。

 

意識しすぎるとかえって疲労感を作ってしまうので、四六時中は意識しなくても良いので、ふと気づいた時には歯を離すようにしてみましょう。


睡眠と歯ぎしり

朝起きた時から頭痛、首の痛み、肩こりがあったり、顔のこわばりや寝ても疲れが取れないといったことはありませんか?

 

それはもしかすると、睡眠中の歯ぎしりが原因かもしれません。

睡眠は、筋肉は弛緩してコリがほぐれる時間ですが、歯ぎしりや食いしばりをしていると、顔や首や肩の筋肉が緊張して疲労してしまい、寝ながらにしてコリを生じさせます。

 

自律神経失調症の方は、寝ている時に溜まったストレスを発散させるために無意識に歯ぎしりや食いしばりをしている可能性が高く、放置しておくと、症状は悪化します。

 

なぜ、睡眠中に筋肉のコリが生じるような歯ぎしりや食いしばりをしてしまうのか?

 

睡眠には浅い眠りの時間と深い眠りの時間があり、それを交互にくりかえしています。

 

浅い眠りを『レム睡眠』、深い眠りを『ノンレム睡眠』といいますが、眠り始めの約20分はレム睡眠状態で、その後の約2時間はノンレム睡眠状態となり、この時間サイクルを繰り返しています。

脳は睡眠によって眠る場所と眠らない場所があり、更に眠る場所にも眠る順番があります。

 

眠る場所である大脳は、上図のように「爬虫類脳」「哺乳類脳」「人間脳」の3層構造になっています。

 

まず、レム睡眠で人間脳が眠り、次のノンレム睡眠で爬虫類脳と哺乳類脳が眠ります。

 

歯ぎしり(食いしばり・噛みしめ)は「レム睡眠時の人間脳が眠っているが、爬虫類脳と哺乳類脳は起きている時間」に限り起こしています。

 

人間脳からの指令による顎の動きは、噛み合わせの位置と力加減(最大で60kg)が歯、顎、首の筋肉などと絶妙なバランスを取るようにコントロールされています。

 

ですが、爬虫類脳と哺乳類脳の指令による顎の動きは、噛み合わせの位置を無視して約150㎏もの力を出して噛んでしまいます。 

 

ですから、睡眠中の歯ぎしり(食いしばり・噛みしめ)は、人間の歯のエナメル質を破壊し、顎や首周辺の筋肉へのダメージも大きく、頸椎を変形させるほどの威力になるのです。

 

それが、頭痛、首の痛み、肩こり、ホルモンバランスや自律神経の乱れなど、さまざまな不調の原因となる悪影響を身体に及ぼしてしまうのです。

 

顎関節や咀嚼筋、頭や首などの筋肉に大きな負担をかけ、さまざまな不調の原因となる、歯ぎしり・食いしばり・噛みしめによる力を止防止することができる、バイトバランス整体院オリジナルマウスピース「バイトバランサー」を睡眠中に使用すれば、寝ても疲れが取れない、熟睡ができないなどのお悩みの方も良い睡眠が取れるようになります。

 

起きたときから顎がだるい、痛い、頭痛、首の痛みや肩こりがあるという方もバイトバランサーをご使用していただくと、朝起きたときの状態が違うのを感じていただけると思います。