栄養ドリンクのデメリット

朝起きて前日の疲れが残っているときや眠気を覚ますために、日常的に栄養ドリンクを飲む方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

私も若いころは、仕事におわれて休む暇がなかったときなど、頻繁に栄養ドリンクに頼っていたこともありました。  

 

栄養ドリンクには栄養成分が含まれていて、これが疲れをとったり、栄養補給をしてくれていると思っている方が多いと思いますが、主に効果を発揮しているのは「カフェイン」と「糖分」です。

 

タウリン、ビタミン、ミネラルなども入っていますが、研究者や医者によってはタウリンの疲労回復効果に懐疑的な見方をしてる場合もあります。

栄養ドリンクには、50ミリグラム程度のカフェインが入っているものが多く、目が覚める効果のものは、100ミリグラム以上入っているものもあります。

 

糖分は砂糖に換算すると20g程度、3gのスティックシュガーなら約7本分の糖分が入っており、糖分を一気に摂るので、血糖値が上がって一時的には元気になったように感じます。

 

ところが血糖値が急に上がるとインスリンが大量に分泌されるので、これを下げようとします。

 

即効性がある分、血糖値の下がり方も早いので、栄養ドリンクを飲んで、しばらすると、逆にどっと疲れが出たり、気分が落ち着かなくなったりするのです。

 

体内で余分な糖がタンパク質と結びつき、そこで出来た糖化産物が血管や細胞を傷つける「糖化ストレス」も避けられず、その結果、肥満や糖尿病、動脈硬化、神経障害など、さまざまな症状の引き金にもなります。

 

皮膚や骨のコラーゲンも糖化ストレスによって変質してもろくなったり。

 

もちろん、栄養ドリンクだけに限らず、糖分の多い飲み物は、いきなり飲むと血糖値が乱高下し、体に大きなダメージを与えてしまうので要注意です。

 

糖分カットをしているものもありますが、多くの場合、合成甘味料や香料などが使われていて、ほかにも保存料や合成着色料といった添加物も多く使われ、それはそれで問題がでてくるので、これでは栄養ドリンクといっても体にいいのか悪いのか、わからなくなってきてしまいますね。

疲れたとき、睡眠不足のとき、ドリンク剤で乗り切ることを続けても、その場しのぎなのでいつかは限界がきます。

 

若いうちはまだ無理がきくかもしれませんが、年々蓄積していき、やがて身体は悲鳴をあげることになります。

 

「今日1日だけはどうしても休めない」「どうしてもやらなやきゃならない仕事がある」といった緊急用として栄養ドリンクに頼るのは良いですが、頻繁に飲むことはお勧めできません。

 

疲れや体調不良を感じたら、一日ゆっくりと身体を休めることが一番ですが、忙しくて休めないそんな方ときは、整体で筋肉のコリをほぐし、疲労を解消してリフレッシュすることをお勧めします。